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スタッフ石村が3歩あるいて忘れる前に、目撃した劇団藍色りすとの稽古風景などを書いてます。
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【8月8日稽古レポート】


先日の、決定稿での初通しを受けて、最終調整というか修正というか、そんな感じで稽古は進められました。


パート別に分かれて、それぞれのシーンを作ります。石村はツブツブさんVS看護士(演出助手 峰尾さん)のチームの部屋を見学です。


ここから、上手く表現できるか分からないのですが・・・


「その人物が意図していること」が変更になって、テキストは変わらない。つまり、サブテキストのみが変更になった場合の役者の心理衝動の作り方について考えさせられる局面がありました。


設定を変え、どうしても変更後にそぐわない文言のみ削除変更して、いままで作った構成のまま固めていきます。


すると、どうしても今まで意図していた内容とは違う意味で、同じセリフを吐かなくてはならないのです。


言いやすいもの(プラン変更がしやすいもの)と言い難いもの(選択肢が思いつきにくいもの)があって、なかなか大変です。


なまじ、今まで作ってしまっていた分、スムーズに行きません。ストップがかかること数回。中でも婦長役のヒガシさん、ハマってしまいました。


「・・・なぜ、ここでこの人にこういう事を言うのかわからないんですけど・・・」


・・・う~ん、何でしょうねぇ、例えばぁ・・・と石村が考えを巡らせようとした瞬間、演出として稽古をつけていた峰尾さん、

「自分の頭で考えて!これはなんですか?どうゆう意味ですか?全部指示が無ければ出来ないの?そんなことしていたら間に合わない!もうそんな時期じゃない!自分の事は自分でするの!何でもそう!!」




・・・・・・・・ひーーーーー。



空気が固まりました。石村、峰尾さんのとなりに座っていたのでチビりそうでした。びっくりしたーーー。


その場はそこで収束したのですが、石村はどっちも正しかったのだと思うのです。


A【自力で何とかする。提案する。投げないあきらめない。】


B【どうしても出来ない(分からない)ので助言を求める。質問をする。確認をする。】



要約するとこんなカンジでしょうか。
AB両者のバランスが上手くいっている時ばかりではありません。だから衝突もあるし、むしろすべきだと思うのです。いつも和気藹々としているので、ビビってしまいましたが。


稽古終了後、みんながギクシャクしたりしてないか様子を窺っていると、なんかいつものメンバーです。談笑しながら打ち合わせしたりしています。


・・・・・うぅぅぅむ。


役者という生きモノって不思議だなぁと思った石村なのでした。



追記:衣装制作の事について質問があったのですが、言えなくて帰って来てしまったヘタレ石村です。


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プロフィール
HN:
石村英美子
年齢:
124
性別:
非公開
誕生日:
1900/12/10
職業:
プロのフリーター(非頭脳労働)
趣味:
お菓子の缶に入ってるプチプチをつぶすこと
自己紹介:
お芝居が好きで、劇団藍色りすとに参加してみました。なにも特技がないので、まずは稽古場を観察して勉強していきたいと思っています。うそです。面白がってばかりで、勉強はしていません。
時には、ちょっとばかし私情も絡ませながらレポートしてみようかなと。
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